
书籍名
帝国の隠し方 大アメリカ合众国の歴史
判型など
456ページ、础5判、上製
言语
日本语
発行年月日
2025年7月20日
ISBN コード
978-4-8158-1199-0
出版社
名古屋大学出版会
出版社鲍搁尝
学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)
英语版ページ指定
本書はDaniel Immerwahr, (New York: Farrar, Straus and Giroux, 2019) の邦訳である。アメリカ国際関係史学会のロバート?H?フェレル賞を受賞するだけでなく、数多くの書評が寄せられ、アメリカ外交史の名著として名高いウィリアム?A?ウィリアムズ『アメリカ外交の悲劇』(The Tragedy of American Diplomacy:原著1959年) 以来の傑作だという評価もある。また、専門書であるにもかかわらず、一般向けに書かれていることからもベストセラー作品となり、『ニューヨーク?タイムズ』の2019年トップ?ブックスの一冊、『シカゴ?トリビューン』の2019年ベスト?ブックス10冊の1冊に選ばれるなど、アメリカ合衆国国内では広く知られている。翻訳はドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、韓国、ベトナムなどでも出版され、世界的な評価も極めて高い。
ながらくアメリカ政治外交史においては、アメリカ合众国が「帝国」なのか、だとすればいつからいつまでがそうで、なぜ、どのようにそれが変貌したのかという议论が巻き起こっていた。私自身が学生の时に耳にしていた定説では、おおよそのところ、この国はイギリス帝国から独立した共和国であり、西方に拡大した后も既存の州と対等な形で州して编入するなど、その政体を维持してきたはずであった。1898年のいわゆる「米西戦争」后にスペイン帝国の植民地であったフィリピンを获得したことは「例外」なのであって、それも第二次世界大戦后に独立させたのだから、アメリカは基本的には「帝国」ではなかったのだという。
このようにアメリカが帝国であることを否定する意見が大勢を占めていた社会において、最初から最後まで「帝国」であったこと、さらにはその「隠し方」までをも暴露してしまう本書の議論は、青天の霹靂のような衝撃を与えるものであったのかもしれない。すなわち、アメリカ帝国の最大の特徴は、まさに支配する領土 (植民地) の大きさにあるのではなく、むしろその「隠し方」にあるのだという。1898年戦争の直後に帝国熱が急速に高まり、フィリピンやプエルトリコといった無数の島嶼領土を加えた「大アメリカ合衆国」という地図が新たに登場する時期もあったが、このような特殊な時期を除けば、本書で登場するアメリカ人の多くは、自ら帝国性を標榜しながらも、それに不快感を覚え、その事実から滑稽なほどに自らの目を背けてきたという。
本書のもう一つの面白さは、こうした事象が現代の世界においても極めて重要な示唆を持っていることを示してくれる点である。世界史の通説によれば、帝国の時代は第二次世界大戦後の脱植民地化運動によって終焉を迎えたはずなのだが、実はそうではない。領土を有さずとも、世界を支配する (そして帝国を隠す) 無数の方法が登場したことによって、アメリカ帝国は終焉したのではなく、新たな形態に変貌しただけなのだ。戦後の国際政治を学ぶものであれば、ぜひ手に取って読んでみてほしい一冊である。
(紹介文執筆者: 総合文化研究科?教养学部 准教授 上 英明 / 2025)
本の目次
用语解説
第滨部 植民地帝国
第1章 ダニエル?ブーンの栄枯盛衰
第2章 インディアン?カントリー
第3章 知りたいが闻きにくいグアノのすべて
第4章 テディ?ローズヴェルトの最良の日
第5章 帝国の心性
第6章 自由の喊声を高らかに歌いながら
第7章 特権的な空间の外で
第8章 ホワイト?シティ
第9章 国境なき医师たち
第10章 要塞アメリカ
第11章 戦争国家
第12章 男には死なねばならぬ时がある
第滨滨部 点描法帝国
第13章 キルロイ参上
第14章 アメリカの脱植民地化
第15章 アメリカでは谁も知らないけど、プエルトリコはアメリカにあるわ
第16章 シンセティカ —— 合成物の新世界
第17章 これこそ神のなせる业だ
第18章 赤い八角形の帝国
第19章 言语はウイルス
第20章 力こそが主権だ、ボンド君
第21章 ベースランディア —— 基地の国
第22章 点と点の戦争
おわりに —— おわりなき帝国
謝 辞
日本语版へのあとがき
监訳者あとがき
註
図版一覧
索 引
関连情报
Daniel Immerwahr著『How to Hide an Empire – A History of the Greater United States』 (New York : Farrar, Straus and Giroux刊 2019年)
书评:
読者アンケート2025 - 識者が選んだ、この一年の本 油井大三郎 評 (『みすず 読書アンケート 2025』 2026年2月)
会田弘継 評 <令和7年 私の3冊> (『産経新聞』 2025年12月21日)
今週の本棚 岩間陽子 評 特集「2025年『この3冊』/ 下 (その1)」 (『毎日新聞』 2025年12月20日)
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中澤達哉 評「植民地の保持から基地の点在へ」 (『朝日新聞』 2025年10月25日)
今週の本棚 岩間陽子 評 (『毎日新聞』 2025年10月4日)
书籍绍介:
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